アマ棋士が苦手な対局相手のタイプは、「打ち直しをする人」、「長考派の人」、「なかなか投了しない人」。
このアンケートは今回で5回目となるが、今年の第1位は「打ち直しをする人」。これはプロの世界ではルール違反。アマの世界ではマナー違反。苦手なタイプというより嫌われるでタイプある。第2位は「長考派の人」。2003年第9位(3票)、2002年第9位(5票)、2001年第2位(13票)、2000年第2位(35票)となぜか最近は下位に落ちていた。今年は復活。ネット碁になっても「長考派の人」は嫌われ者。苦手なタイプというより嫌われるでタイプある。第3位の「なかなか投了しない人」(15票)は2003年第1位(15票)、2002年第1位(27票)、2001年第1位(29票)、2000年第3位(26票)と毎年上位を占めていた。今年は3位に落ちた。いつの世も「投了しない人」は嫌われ者。こちらも苦手なタイプというより嫌われるでタイプある。
1981年に「レッツ碁」(日本棋院の月刊誌、現在の「囲碁未来」)が同様のアンケートを実施しているが、20年前は「力碁の人」(1981年第1位)、「ケンカ碁の人」(1981年第2位)、「長考派」(1981年第3位)が「苦手なタイプ」の上位であった。「苦手なタイプ」は20年で様変わりしている。最近は「力碁の人」、「ケンカ碁の人」は、苦手な対局相手のタイプの上位には上がらなくなった。ゴリゴリと筋悪の手を打つ「力碁」や局所戦好きな「ケンカ碁の人」は下品とする感覚が日本にはあったが、最近は韓国、中国のプロ棋士が筋悪でも厳しい手を打って勝つことから、「力碁、ケンカ碁は下品」という意識が薄れたためであろう。
| 第1位 | 打ち直しをする人 | 14票 | プロの世界では打ち直しは即負けですよ。前回は第5位。 |
| 第2位 | 長考派の人 | 7票 | 考えるのは手どころだけにしてほしいものです。前回は第9位。 |
| 第3位 | なかなか投了しない人 | 5票 | 負碁は早く投了してほしいものです。前回は第1位。 |
| 第4位 | 早打ちの人 | 4票 | 打つなり打ってこられるとせかされているようで…。前回は第2位。 |
| 第5位 | 大模様を張る人 | 3票 | 模様派の人ほど模様を張られるのが苦手のようです。前回は第3位。 |
| 第5位 | 打つのがすごく遅い人 | 3票 | 一手一手の着手が遅い人は嫌われます。前回は第4位。 |
| 第7位 | 決め手を与えずじっくりと打つ人 | 2票 | 上手は決め手を与えずじっくりと打つもの。前回は第6位。 |
| 第7位 | 地に辛い人 | 2票 | 地で先行され逃げ切りられるとまいります。前回は第8位。 |
| 第7位 | 殺し好きの人 | 2票 | しつこく殺しに来られるとうんざりします。前回は第9位。 |
| 第7位 | 力碁の人 | 2票 | ごりごりと打ってこられるのもつらいものです。前回は番外。 |
参考:2003年の調査結果